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【vol.9】食べるひと、作るひと、どちらもハッピー 「HOSHIKO」
乾燥野菜の概念を覆す美味しさの秘密とは?
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2017/9/4 UPDATE
世界最大級のカルデラを持つ阿蘇山。紺碧の海に浮かぶ天草の島々…。熊本と聞くと、そうした大自然の雄大な風景を思い起こす方が多いのではないでしょうか?海と山だけでなく、山々から湧き出る清らかにして豊かな水資源にも恵まれている熊本県は、温暖な気候も手伝って、実は全国6位(※2016年)の出荷量を誇る一大農産地でもあるのです。今回ご紹介するのは、そんな恵まれた自然の中で育った熊本の野菜を中心に生産されている乾燥野菜ブランド「HOSHIKO」の商品です。
その特長は何といっても安全と安心。HOSHIKOの素材となる野菜はすべて契約した生産者が、化学合成農薬や化学肥料の使用を50%以下に抑えて生産した特別栽培農産物。それらを、保存料、着色料はもちろんのこと、ブドウ糖すら添加せず、収穫後すぐに乾燥させているのです。自然の恵みがたっぷりと詰まった野菜本来の風味がそのまま味わえる上、生野菜よりも効率よく栄養が摂れることも大きな魅力です。加えて、その神髄が生産者にとっての幸福にも活きていると知ったら、もっと味わいたくなるのではないでしょうか。
熊本の野菜は全国屈指の生産高を誇りますが、その一方で、天候や気温の変動などによって、野菜の出来高も生産者の所得も安定を維持しにくい一面を抱えています。売り上げ価格の安定をはかり、生産者の生活向上や地域の活性化にも貢献したい。それと同時に、熊本の野菜とその美味しさを全国の食卓に届けられるような、新たな食体験につながる商品を開発したい…。HOSHIKOはそんな思いから生まれたのです。きちんと計画した上で農家に生産を依頼することで、無駄になる野菜を出さずに済むだけでなく、収入の安定化も実現。また規格通りのサイズや形に育たたなかった野菜も原料として積極的に買い取り、さらなるロスの低減にも貢献しているのです。乾燥野菜であれば、旬の美味しさを1年中、全国の食卓で愉しんでもらうこともできる。そうしたことも生産者の意欲につながり、HOSHIKO専用野菜の作付け面積は増え続けています。長期常温保存可能なその特色から、2016年に熊本を襲った未曽有の大地震の際には震災食としても力を発揮しました。避難所で口にした野菜の美味しさに、生産者自らが心癒されたといいます。
どの商品を選んでも実際に味わってみると、三つのことに驚かされることになります。まずはパッケージを開けた時の香りの高さ。そして素材の旨味とコクをぎゅっと凝縮した力強い美味しさと、シャキシャキとした気持ち良い歯ごたえ。さらに炊きたてのご飯に乗せたり、麺類のつけダレに加えたりするだけで、旬の野菜を味わえるその手軽さに。現代に生きる大人が、忙しさの中でも効率的に本物の味を生活に採り入れられることも、大きな特長の一つに違いありません。
それもそのはず、商品開発には子育てに勤しむ母親たちのアイディアも反映されているのです。子育て中の女性を積極採用するといった一面も、HOSHIKOをつくる野彩八巻社の、より良い社会や素晴らしい環境の実現に対する姿勢の一部といえそうです。
その商品力の高さは日本を超え、2015年ミラノ万博でも好評を博しました。地域を愛し野菜づくりに向き合う生産者の情熱、そして生産者と消費者、生産地と消費地、双方をつなぎ、よりより未来を願う企業の哲学が込められ、世界レベルのポテンシャルを秘めたHOSHIKO。皆様の食卓も心も、より味わい深くしてくれるに違いありません。
野彩八巻 ブランドマネージャー
冨永詩織
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